怖い絵展 | ともむすび

怖い絵展に行ってきました。
まず観覧までも80分待ちの長蛇の列にビックリ!
 
展示のコンセプトのひとつは、絵の背景を知ること。
歴史的背景も詳しく説明されていたためか、絵画に圧倒されながら、
変わらない人間の欲や
そこから派生する悲劇や苦しみに途中自分まで苦しくなってしまいました(泣)
 
 
“怖い”には、誰かの悲しみや苦痛、恐れ、死にまつわる背景があって、
そこに、
自分も含め興味を抱く人間がいて、たくさんの人が好奇の目を持って見る。
 
“死を感じることで生を意識できる”とあったけど、
それ以上になんだか拠り所を失って、心が逃避したい気持ちに。
いたたまれないような、救われ難い気持ち…。
 
罪悪感も感じてきたせいか、
気づいたら終わりの方では背景知ろうとするのをやめてしまっていました(苦笑)
 
“画家にも思惑がある”と最後に綴られていたのが救いに感じられて…。
 
すべてはその人の見方、視点、意識。
その人が世界をどう見ているか。
自分が世界をどう見るかで、生きる世界は変わるー。
 
 
「かわいそう。」「昔は残酷だね。」
 
絵画の背景にある歴史自体は過去のことだけれど、
今も人間は同じことを繰り返している。
 
 
差別
搾取 略奪
権力闘争
性欲 愛憎劇…
あらゆる暴力。
 
人間エゴをもっているから。
 
同じ人間であるが故に自分ごと。
苦しくなったのは結局、
自分にあるエゴに鏡を向けられたからだったんだと気づく。
 
それでも先人のなかには、
エゴと向き合い続け受容、克服してきた人がいる。
 
人間としての目標は、きっとそこにあるんだろうな。
 
 
自分の心を自分自身で、いかに穏やかな状態に保てるか。
それが社会的、全体的
平和にも繋がっていくから…。
 
 
苦しかったけど、方向性を再確認できて、
また絵に詳しくないので、背景から入っていく方法を知れてよかった!
 
 
すべてに背景があるー。
心情 事情 移り変わり
 
ある一点や一面だけを見て決めつけるのではなく、
背景を知って統括的、俯瞰的に物事を見ていきたいな。